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Z会の中学受験コースとは?講座の内容、難易度、料金を徹底解説!

Z会の通信教育は、幼児から社会人までを対象とした講座があります。

そんなZ会には、小学生を対象としたコースの中に「中学受験コース」という講座があり、調べたところ、通常の「小学生コース」とは一風変わった内容です。


そこでこの記事では、

  • 講座の内容
  • 教材の難易度
  • コース料金

以上の内容を踏まえ、Z会の中学受験コースについて詳しく解説していきます。


「中学受験をする」または「中学受験を考えている」

という方はぜひ参考にしてみてください!


Z会の中学受験コースとは?

Z会の中学受験コースとは、難関国私立中学を目指す小学3年生〜6年生に向けた通信教育サービスです。

そんな中学受験コースには、年間を通して学習する「本科」と、6年生のみを対象とした短期集中の「専科」があります。

具体的には次の通りです。


中学受験コース「本科」について

本科の講座は、国語・算数・理解・社会の4科目があり、4科目のセット、もしくは個別に選択することができます。

そして各講座に対して、「トータル指導プラン」「要点集中プラン」の2つがあり、それぞれ以下のような違いがあります。

Z会中学受験コース 2つのプラン

つまり「トータル指導プラン」は、学習全体をサポートしてくれるフルパッケージで、「要点集中プラン」は必要なところだけを押さえる効率重視の学習方法です。

どちらを選ぶかは、お子さまのスタイルや目的に合わせるといいですね。


中学受験コース「本科」の学習量

各プランの使用する教材は同じですが、大きな違いとしては、要点集中プランはお子さまのペースで学習できるコンパクトな学習量であること。

トータル指導プラン、要点集中プランの学習量の違いは以下の通りです。

Z会中学受験コース「本科」の学習量比較表

※学習時間は最小10分〜最大80分と、学年とカリキュラムにより大きく異なります。


月ベースで考えると、要点集中プランは難なくこなせそうですが、トータル指導プランはなかなか手強そうだな…というのが正直な感想です。

と言っても、小学生3,4年生においては1日あたり3〜40分程度。

我が家には小1を迎える息子がいますが、Z会のテキストを毎日15分程度続けられています。

うちの子をひとつの参考として見てみると、たとえ3年生以上でも、習慣化さえすればこなせるボリュームに思えます。


中学受験コースの対象校

トータル指導プランは『最難関レベル』『難関レベル』に分かれており、以下のような対象校を設け、学校ごとに推奨する受講コースのレベルを設定しています。

Z会中学受験コース 対象校・レベル一覧


もしもここにない国立・私立の中学校を受験する場合は、以下を参考に。またはZ会へ相談してみるといいでしょう。

【3・4年生】

中学受験コース(難関レベル)をおすすめします。

学習を続ける中で志望校が変わった場合にも対応しやすいです。

5・6年生】

志望校にあわせた学習をしていただくために、小学生コースがおすすめですが、中学受験コースの受講も可能です。

公立中高一貫校のみの受検をお考えの場合

小学生コース、または、小学生タブレットコースの受講をおすすめします。

※Z会公式サイトより


中学受験コース「専科」について

一方、専科は短期集中・特訓型で、1科目あたり3ヶ月ほどで取り組める内容です。

具体的には、難関国私立中学に対応した「頻出分野別演習」「志望校別予想演習」といった2つの講座があります。


頻出分野別演習とは?

「頻出分野別演習」は全部で7講座(国語・算数・理科・社会)あり、対策の立てにくい頻出分野を重点的に行います。

頻出分野別演習の特徴

  • 4月開講
  • 1講座 8,265円(税込)
  • 1講座から受講可能(国語2・算数2・理科2・社会1、全7講座)
  • 教材『特訓テキスト』『特訓テキスト 答えと考え方』


頻出分野別演習の講座内容は次の通りです。

Z会中学生コース専科・頻出分野別演習

頻出分野別演習では、文書を読み解く力、記述力、イメージする力、独自で考え創造する力など、学習を通じてあらゆる力を養います。


それぞれ、1回あたりの学習は以下の3ステップで行います。

1. 特訓テキストに取り組む(50~80分×2回)
2. 特訓テストを解いて提出(40~50分)<添削指導あり>
3. 特訓テストを復習(20~30分)

この流れを1講座あたり、ひと月に3~4時間を目安として行います。


各志望校にオススメする講座は以下の通りです。

Z会公式サイトより 志望校別おすすめ受講講座


志望校別予想演習とは?

「志望校別予想演習」は、対象6校の入試に向けた予想問題に取り組める短期集中講座です。

志望校別予想演習の特徴

  • 7月開講
  • 3科目または4科目セット(対象校による)
  • 1講座 13,395円〜14,820円(対象校による)
  • 各校の入試出題傾向に応じた内容の入試予想問題

Z会は各校の過去問から出題傾向を深く分析しており、問題数、配点、テーマ、時間など、実際の入試と同じ形式で演習を行います。


各校の科目別配分は次の通りです。

Z会 志望校別予想演習 各校科目別配分


講座内容は、各校の入試出題形式を分析したものによるため、問題の内容は全て異なります。

例えば、

「記述形式がメインとなっている」(開成・国語)
「読解力とスピードが要求される」(筑波大附属駒場・算数)
「表やグラフを読み解く考察力が試される」(甲陽学院・理科)
「 1日目は知識問題中心、2日目は読解問題3題という構成」(灘・国語)

というように、受験する学校によって必要な知識や能力、テストをパスする技術が求められるのです。

また志望校別予想演習は、それぞれ開講時期が決まっている(4月と7月)ため、申し込みは時期が近づいてから可能となります。


Z会の中学受験コースは難しいの?

先に述べた通り、Z会の中学受験コースは難関中学校を目指す講座です。

難関・最難関レベルとされる中学校の偏差値は、四谷大塚で65以上(SAPIXで60以上)あり、ここで述べた「トータル指導プラン 対象校一覧」の中学は全て該当します。

そのため中学受験コースの難易度は高く、利用者の中には「難しい」「理解できない」といった口コミが目立つのも確かです。


しかしながらZ会には、次の3つの学習指導があります。

1. 要点学習指導
2. 演習・答案作成指導
3. 個別学習指導

具体的には、

中学受験の学習を熟知した講師による映像授業や、月例テストの添削指導、個々の質問・相談の回答によるフィードバックによって、


お子さま自身が肌身で自分の成長を感じられる。


これが中学受験コースの大きなポイントです。


はじめから難問をクリアできる子なんていないですし、困難を乗り越えてこそ能力は身につくものです。

もしも何でもできる子がいたとしたら、反対にその子にZ会は不要ですね。笑


Z会の中学受験コースをお試しでやる方法

難関中学に入りたいけど、それなりにお金がかかるし、どんな教材なのか実際にやってみないとわからないですよね。

でも実はZ会には、入会しなくても体験できるよう「お試し教材」を用意しています。

お試し教材をやってみる手順は次の通りです。

  1. Z会に資料請求して体験ブックをもらう
  2. 体験ブックよりZ会の体験サイトを開く


Z会に資料を請求すると、各コースの資料のほかに体験ブックがついてきます。

中学受験コースの場合は、紙の教材とタブレットの教材を一緒に使って体験学習します。

資料が届いたらタブレットより以下のページにアクセスし、テキストと共に体験学習してみましょう。



尚、タブレットによっては不具合が生じますので、以下、Z会が推奨しているものを使用してください。

【Z会専用タブレット(第2世代)】

  • OS:AndroidOS13
  • ブラウザ:Google Chrome(最新版)

【iPad】

  • OS:iPadOS16.0以上
  • ブラウザ:Safari(最新版)
  • 画面サイズ:9~10インチ推奨

【Android端末】

  • OS:Android11.0以上
  • ブラウザ:Google Chrome(最新版)
  • 画面サイズ:9~10インチ推奨

【Chromebook】

  • OS:ChromeOS最新版
  • ブラウザ:Google Chrome(最新版)
  • 画面サイズ:9~10インチ推奨


まとめ

以上の通り、Z会には小学生を対象とした講座の中に、難関中学を目指す中学受験コースがあります。

難関というだけあってカリキュラムの内容は濃く、そして量も多いことから、毎日コツコツ続ける必要があります。

ただ、Z会は創立以来90年以上、通信教育による受験指導の第一線を走り続けており、2025年オリコン顧客満足度®︎調査 小学生通信教育部門でNo.1も取っています。

だからこそ難関中学を目指すのであれば、Z会以外の通信教育はオススメできません。

もっと詳しく知りたい方は、Z会に資料請求してチェックしてみましょう!


当サイトは難関中学を目指すお子さまを応援しています。

虹の父

6歳と3歳の子をもつ、子育て奮闘中の父です。 Z会をはじめ、こどもチャレンジ、七田式にお世話になっております。 子どもたちには「楽しい」「嬉しい」と感じてもらえる学びを心がけています。

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